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道議団の動き
真下道議/大規模林道完成部管理は国の責任で 10.10.04

大規模林道の完成部分

真下道議管理は国の責任で

北海道議会予算特別委員会で日本共産党の真下紀子道議は4日、大規模林道の完成道路の移管について「地元に重い負担をかけるべきではない」と道の考えをただしました。

「ムダな道路」と言われた大規模林道事業は中止になりましたが、完成した道路については国から町に移管されます。しかし、釧路市や遠軽町など地元市町村からは「国有林の中の道路であり、国が管理してほしい」と要望しています。

真下道議は、白滝・丸瀬布区問では、路面にひび割れが生じた道路が国から遠軽町に移管されていることを指摘。「道路の管理のあり方について、道が調整役を務めるべきだ」と迫りました。

道側は「主に国有林関係者が利用するものと見ており、林道の維持・管理は国に一定の役割を担っていただくことも必要」「今後市町村に移管が予定されている区間については、国への移管を働きかけていくとともに、すでに移管されている区間についても、費用負担の方法といった維持・管理のあり方について、地元市町村が北海道森林管理局と円滑に協議を行うことができるよう、道として調整を進める」と答えました。

真下道議は質問の最後に「大規模林道の中止は全国初で、推進してきた道の責任は重い。中止後の対応をしっかり監視していく」と述べました。

(10年10月07日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)