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道議団の動き
道立高等養護学校/旭川にも設置して 10.09.06

道立高等養護学校旭川にも設置して

真下道議、党市議団が市長に

日本共産党の真下紀子道議と旭川市議団の小松晃、能登谷繁、太田元美各市議、石川厚子地区くらし・子育て相談室長は3日、道立高等養護学校誘致にむけて、期成会の会長でもある西川将人旭川市長に申し入れしました。

旭川市に居住している知的などの障害のある子どもは、中学校卒業後に美深、雨竜、小平など遠方の道立高等養護学校(特別支援学校高等部)に就学することを余儀なくされ、今年4月現在で80人を超えています。

親元から遠く離れ、寄宿舎での集団生活という環境の大きな変化もあって、本人と家族の不安な気持ちと経済的な負担は計り知れないものがあります。

真下道議らは、「障害のある子どもたちも、ほかの子どもたちと同じように自宅から通いたい。通わせたい」という、子どもや家族の切実な願いを実現し、真に公平であたたかい教育環境を確立していくために、旭川市への道立高等養護学校の設置を早期に実現するよう、特段の努力を申し入れました。

特に校舎の選定が難航する場合などは、仮校舎を選定し対応にあたることや、市民団体の「高等養護をつくる会」など当事者団体との話し合いや情報提供を綿密にしていくことなどを求めました。

西川市長は、「ヤマ場は今年度中だと認識しています。仮校舎も含めて合意が必要と思っています。どうしてもやる覚悟をもっています」と述べました。

真下道議は、「大きな運動に押し上げられるよう、11日の期成会の集会でも踏み込んでほしい」と注文しました。

(10年09月08日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)