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道議団の動き
グループホーム火災/党道委など知事に緊急要望 10.03.16

札幌グループホーム火災

党道委など知事に緊急要望

防火体制の確立求める

防火体制の緊急要望書を手渡すはたやま、花岡、真下の各氏防火体制の緊急要望書を手渡す(左から)はたやま、花岡、真下の各氏=16日、道庁

日本共産党北海道委員会(西野敏郭委員長)と道議団(花岡ユリ子団長)は16日、高橋はるみ北海道知事に「グループホーム等の防火体制の確立に関する緊急要望」を行いました。

札幌市北区で13日末明に発生したグループホームの火災・死亡事故では7人の高齢者が犠牲になりました。はたやま和也道政策委員長と花岡道議、真下紀子道議は、「痛ましい事故を二度と繰り返さないでほしい」と山本邦彦副知事に要望書を手渡しました。

はたやま氏らは①グループホームなど小規模福祉施設の防火・安全体制を確立する②法で義務付けられた火災通報装置、スプリンクラーを直ちに整備する③複数当直体制のシステムを確立する④避難訓練、消防体制を実施して安全対策を強める―ことを求めました。

15日の道議会予算特別委員会では、花岡道議の追及により、15億円のスプリンクラー整備事業費予算が、11億円以上も減額補正されたことが明らかになりました。

はたやま氏らは「人間の命を守るべき政治の根本が問われています」と迫りました。

山本副知事は「関係者との協議を進め、スプリンクラー設置と手厚い職員配置の実施を、国にも働きかけます」と答えました。

(10年03月17日付「しんぶん赤旗」より)