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米軍が実弾訓練計画/道安保破棄実行委が声明 10.02.01

米軍が実弾訓練計画防衛省が公表

北海道と宮城で

道安保破棄実行委が声明

防衛省は1月29日、2010年度の米海兵隊による実弾射撃訓練の年間計画を公表しました。

北海道東部の矢臼別(やうすべつ)演習場=厚岸町、浜中町、別海町=では5月中旬から6月中旬、宮城県の王城寺原(おうじょうじはら)演習場=大和町、色麻町、大衡村=では11月上旬から12月上旬に行う計画で、東富士(静岡県)、日出生台(大分県)でも実弾射撃訓練を行う構えです。具体的な日程については「今後、日米間で調整」するとしています。

高橋はるみ北海道知事は1月29日、「これまでも矢臼別演習場での実弾射撃訓練が固定化されないことや、基地の整理・縮小、夜間訓練を行わないことなどを申し入れてきた。誠意ある国の対応を求めたい」との知事コメントを発表しました。

安保破棄・諸要求貫徹北海道実行委員会は1日、「2年ぶりの訓練移転が一方的に発表されました。矢臼別で演習に参加した米海兵隊員は、その後イラク、アフガニスタンなどの戦闘地域に派遣されており、文字通り人殺しと破壊の訓練であり、断じて許すことはできません。地元のみなさんと共同して、『人殺しの訓練は行うな』の声を上げたい」との声明を出しました。

(10年02月03日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)