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道議団の動き
知事に21項目要望/共産党が暮らしなど充実へ 10.01.26

知事に21項目要望

共産党が暮らしなど充実へ

日本共産党道委員会(西野敏郭委員長)と道議団(花岡ユリ子団長)は26日、高橋はるみ知事に道の2010年度予算についての重点要望を行いました。12日に実施した、190項目の要望に続き、最重要の21項目を直接、知事に要望したものです。

要望書を提出したのは、はたやま和也道政策委員長、青山慶二道書記長、花岡ユリ子道議団長、真下紀子道議、松永としお釧根道政対策室長、金倉まさとし札幌東区道政対策委員長の各氏です。

はたやま氏らは、①暮らしに密着した公共事業などで雇用と営業、道民の暮らしを守る緊急対策②地球温暖化対策と原子力に頼らないエネルギー政策③農林水産業の振興④後期高齢者医療制度の保険料への助成など安心できる医療、介護、福祉、社会保障の充実⑤タ張への支援強化、ムダな事業は中止して道民本位の市町村支援をすること⑥私学助成を拡充し、行きとどいた教育を実現すること――など21項目の重点要望を示しました。

高橋知事は「総合内科医や新生児医療を担うスタッフの養成・確保に向けて検討する。後期高齢者医療の保険料抑制を検討している」ことを明らかにしました。

「夕張再生は、できる限り短い期間で財政再建が成し遂げられるよう、道議会の理解を得て支援を検討したい」と答えた高橋知事に対し、はたやま氏は「夕張に若い人が住み続けられるよう、教育費や保育料の負担軽減策を」と求めました。

「職業訓練事業の強化を」(松永氏)、「高齢者の皆さんのために、公営住宅のバリアフリー化を」(金倉氏)、「道財政上も『足かせ』となっている大型事業を見直すべきだ」(真下氏)、「道単独の私学助成は増額を」(花岡氏)などと要望しました。

高橋知事は「生活密着型の公共事業を進めるというのは同じ思いです。要望を踏まえて検討します」と語りました。

青山書記長は「名護市長選では基地移転反対の稲嶺氏が当選し、情勢は大きく変化しています」と述べ、「ぜひ読んでください」と第25回党大会決議を高橋知事に手渡しました。

(10年01月27日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)