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道議団の動き
サンルダム関連の会議/委員の選任不公正/真下道議 09.11.12

真下道議サンルダム関連の会議

委員の選任不公正

日本共産党の真下紀子道議は12日の決算特別委員会でサンルダム問題について高橋はるみ知事の考えをただしました。

真下議員は、サンルダム建設によるサクラマスなどの生息環境を検討する「天塩川魚類生息環境保全に関する専門家会議」の委員8人のうち6人が道開発局から業務委託を受けている法人等に所属していると指摘し、「ダム建設を進める実質的利害関係者で占められており、公正・公平さに欠ける」と追及しました。

2人の委員が所属する北海道栽培漁業振興公社が、2008年度に契約を受注している事実を示した真下議員は「自作自演の契約です。知事は開発局に説明を求めるべきです」とただしました。他会派委員からも「真下議員の言うとおりだ」と声が上がりました。

高橋知事は「委託契約の詳細は承知していない」と答え、「適切な人選が行われたと聞いている」と強弁しました。

「ダム建設について、推進派以外の道民の声を聞くべきです」と迫る真下議員に対し、高橋知事は「地元自治体とともに様々な意見をとりまとめたい」と繰り返し、自然環境保全やダム建設反対を求める道民からの直接意見聴取を拒絶する姿勢に終始しました。

(09年11月17日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)