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道議団の動き
党道委と道議団/知事に緊急要望 08.10.07

中小企業への貸し渋り対策

燃油高騰への直接補てん

党道委と道議団知事に緊急要望

日本共産党北海道委員会(西野敏郭委員長)と党道議団(花岡ユリ子団長)は7日、高橋はるみ知事に対し、当面する経済対策の緊急要望をしました。

岡ちはる医療・福祉対策委員長と花岡団長、真下紀子道議、金倉昌俊札幌東区道政対策委員長、畠山和也道政策委員長が、道庁で嵐田昇副知事に要望書を手渡しました。

要望は、①特別保証制度をつくって中小企業への貸し渋りをなくす②農漁業に燃油高騰への直接補てん策をとる③全市町村が福祉灯油を実施するよう促進策をとる④過疎地のバス路線の維持、共同作業所への独自助成をすすめる⑤学校耐震化、住宅リフォーム・道営住宅など生活密着型の工事を特別対策としてとる―などを求めています。

岡氏らは「貸し渋りに拍車がかかり、中小企業の資金繰りが急速に深刻化しています。『セーフティーネット保証制度』の対象と条件を広げ、『原油・原材料高騰対策特別保証制度』を創設するべきです」と強く要望しました。

燃油高騰問題について岡氏は、「青森、宮城など30府県が独自の支援策をとっています。道も農漁業への直接補てん策をとるべきです」と訴えました。

福祉灯油では、「道内金市町村の実施が求められています。道は促進のため、五億円規模の助成額を確保すベきです」と迫りました。

応対した嵐田副知事は「『がまんも限界』の声が各界から出ている。よく目配りをし、要望は十分に検討したい」とのべました。

(08年10月08日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)