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道議団の動き
保健福祉委/資格証発行で花岡議員が質問 08.09.08

子どもから国保証奪うな

道議会保健福祉委で質問資格証発行で花岡議員

日本共産党の花岡ユリ子道議は8日、道議会保健福祉委員会で質問し、国民健康保険料引き下げや、子どもらに資格証明書を発行しないよう求めました。

国保の滞納状況を問うた花岡氏に、道は昨年6月調査で短期保険証が6万9454世帯(03年度比で2・1倍)、医療費全額を窓口で支払う資格証明書が1万7237世帯(同1・6倍)に交付されていると明らかにしました。

花岡氏は「重度障害者と一人親家庭、乳幼児は資格証明書の対象から除外する取り扱いがあるのに、実際は交付されている。趣旨を徹底するとともに、子どもだけでなく高齢者、障害者への資格証明書の発行状況を調査すべきだ」と述べました。

道側は「国から子どもへの発行状況調査の指示があった。(除外できるという)趣旨は、あらゆる機会に市町村に徹底したい」と答弁しました。

花岡氏は「後期高齢者医療制度で老人医療費拠出金が減額になっている。これを保険料引き下げに活用すべきだ」「国庫支出金比率が21年間で49・8%から30・6%にまで下げられたことが国保財政を危機的状況にしている最大の要因だ。国に復元を求め、道も市町村国保を応援する財政支援策を講じよ」と迫りました。

道側は「財政支援を国に強く要望する。道としては道調整交付金などで市町村を支援したい」と答えました。

花岡氏は「国保財政健全化対策費補助金」の復活を重ねて求めました。

(08年09月09日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)