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道議団の動き
道労働局に党議員団が要望 08.07.14

正規雇用拡大を

道労働局に党議員団

道労働局と交渉する真下道議(左端)ら道労働局と交渉する真下道議(左端)ら=14日、札幌市

日本共産党道委員会と党道議団は14日、道労働局に対し、派遣・請負など非正規労働者の雇用条件の改善と正規雇用の拡大を求めて要請しました。

真下紀子道議と金倉昌俊札幌東区道政対策委員長、古岡友弥函館地区道政対策委員長、小松晃旭川市議が訪れ、小川玄一職業安定部職業安定課需給調整事業室長らが応対しました。

真下氏は、道議会でとりあげた道教委による業務委託について、公務職場でも行われている社会保険の加入や指揮系統の確認に製造業を対象としたガイドラインの趣旨を徹底するよう求めました。

小川室長は「発注者の把握は困難」としながらも、法令順守を定めた契約内容の確認として、発注者が保険加入を確認するのは当然可能とのべました。

金倉氏は「札幌にはネットカフエ難民が増えているという指摘もある。道内でも調査、生活支援が必要だ」とのべ、店舗を巡回で調査を行い、ハローワークの相談窓口の連絡先を周知するよう要求しました。古岡氏は、派遣労働で使い捨てにされた青年の実態を紹介し、「青年が希望を持って働ける正社員を増やしてほしい」と訴えました。

労働局側は、派遣労働の実態調査を行うと明らかにしました。

小松氏が最低賃金引き上げを求めたのに対し、労働局側は「健康で文化的な生計費として、最賃審議会で検討中」と答えました。

(08年07月16日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)

派遣・請負など非正規労働者の雇用条件の改善と正規雇用の拡大等を求める要請