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道議団の動き
2定一般質問(1)/トラック協会・補助金もらい自民に献金/花岡道議が追及 08.06.18

トラック協会補助金もらい自民に献金

知事後援会のパー券購入も

第2回定例道議会一般質問 花岡道議が追及

日本共産党の花岡ユリ子道議は18日、道議会本会議一般質問に立ち、道政の諸問題を高橋はるみ知事にただしました。

花岡氏の質問は ①地球温暖化防止対策 ②アイヌ民族の権利確立 ③後期高齢者医療制度について ④学校など公共建築物の耐震化 ⑤プルサーマル問題 ⑥道トラック(道ト)協会の献金問題 ⑦支庁制度改革 ⑧食料自給率の向上 ⑨公立高校配置計画―についてです。

このなかで、花岡氏は北海道トラック協会など補助金を受ける道の関与団体が自民党への献金と政治団体からのパーティー券の購入をくり返している問題を取り上げ、「是正するよう廠しく指導せよ」と迫りました。

花岡氏は2006年までの3年間で、道ト協会が約350万円の寄付金、約600万円のパーティー券を購入していると指摘。パーティー券は、「町村信孝後援会」「札幌翔武会(武部勤衆院議員)」などのほか、高橋知事の後援会「北海道を愛するみんなの会」からも購入していることを明らかにしました。

道は、道ト協会に同じ3年間で年約10億円の補助金を交付しています。

道ト協会による多額のパーティー券購入の実態が明るみに出た4年前、山口博司副知事(当時)は真下紀子道議の質問に、「関与団体による多額のパーティー券購入は道民の誤解を招きかねない」「自粛を要請し、理解していただいた」と答弁していました。

花岡氏は「『自粛』の答弁以降も、パーティー券を購入し続けていたことは、道議会と道民への裏切り行為だ」と知事を厳しく追及しました。

道の関与団体が自らの後援会のパーティー券を購入している事実を指摘された高橋知事は「道民の誤解と疑念を招かないよう改めて購入自粛を指導する」と笞えました。

(08年06月19日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)


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